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自己紹介
ほんの数週間前にpaizaで応募していた企業から内定をもらってRailsエンジニアとして働くことが決まりました。
ちょうど一年くらい前、大学4年の最後のテストを終えてからプログラミングの勉強を始めて就職先が見つかるまで約一年近くかかりました。
この転職活動で思ったことを書いていきます。
結論
結構記事が長くなってしまうので結論を最初に書くと
自分が思うにプログラマとして就職、転職するには
技術、コミュ力(自己アピール含め)のどちらかが必要。
技術力で勝負するのは難しい。
ということです。
あくまで自分が思ったことなのであまり参考にせずこういう意見もあるんだなくらいにとらえてくれたらと思います。
paizaでSランクを取得
自分は就職活動にpaizaというサイトを使っていました。
正直ほかの転職サイトも使うべきだったのですが使わなかった理由は
PaizaでSランク取ったし「未経験募集なら余裕」だとおもったからです。。
このSランクですがサイト上では
上位2%…
これは絶対嘘
正直一問でも解けたらランクが上がるシステムなのでランクを上げるのは結構簡単。
Sランクの問題を余裕で解けるレベルならすごいのかもしれないがSランク一問たまたま解けただけなら対してすごくもなんともない。
なんとなく「2%は嘘だろ」とか「Sランクといっても大したことないかな」と思ってはいたものの
腐ってもSランク
未経験募集なら内定もらうのは簡単だと思っていた。
スカウトがたくさん来た
Sランクになったからなのか結構スカウトがきた。
プラチナスカウトとかも来ていて正直就活余裕ジャンみたいに思っていた
だが現実はそんなに甘くない
未経験募集では実力を見ない会社
初めて面接を受けたのが10月ごろ。
自分で簡単な画像販売サイトを作成してそれをポートフォリオみたいな感じで見せて就職活動をしようと思った。
面接自体スカウトをもらったから受けたみたいな感じだったからある程度いい感じになると思ったし
スキルに関しても話したりするのかと思ったが実際は違った。
まず面接を担当したのが人事の方でプログラミングに関してはわからない人だった。
履歴書にもpaizaのサイトのほうにも自分の作ったサイトのurlを書いておいたが全くその話は出なかったし
paizaのランクのことなんて知ってもいない感じだった。
そもそもスカウトを出したことすら知らないようでたぶん会社がスカウトをばらまいていた感じなのだと思おう。
結局その面接で聞かれたのは今まで努力したこととか会社の志望理由、あとは将来どうなりたいかとかだったと思う。
つまりその面接で見られていたのは技術とかではなくその人の人柄とか志望理由だった(当たり前?)。
正直自分の完全な勘違いというか偏見というか、プログラマは技術が最優先されると思っていたし
会社として求める技術のレベルがあってそれを満たしていたら内定をもらえてそうでなかったら不採用ぐらいな感じかと思っていたがその会社ではほかの職種と同じように人柄とか将来性、コミュニケーション能力とかそういったことを見ていた。
自分が面接をして8社目くらいの時に面接の人が言っていたことが
うちみたいなベンチャーでは採用に関して一緒のチームとしてやっていけるかを一番に見ている。
とか
一度新卒採用をしたことがあるがそのほとんどが辞めていった
だから一緒にやっていきたいという気持ちが強い人と働きたい
みたいなことも言っていた。
こういった企業では正直実力は関係なかった
未経験なんてみんな同じみたいな感じなのだと思う。
現在では実務を数年積んだら転職、もしくはフリーランスになって収入を上げる人が多いからそういった考えになるのも普通なのかもしれない。
未経験募集なのに求めるレベルが高い
未経験募集で技術力をみない会社もあれば未経験のとても高いレベルを求める会社もあったと思う。
これに関しては単に自分の勉強不足かもしれない。
自分がスキル不足過ぎて話にならなかったのかもしれない。
だが思うところもある。
一例として
実務に関しては未経験OKだけどRuby,Railsの基礎はもちろんデータベース周りの知識も必要で
サイトが遅くなっているボトルネックを探してそれを改善していけるレベルを求めているという会社とかがあった。
正直それは未経験募集にしては求めてるレベルが高くないかと思った。
自分は本でRuby,Railsを勉強しているがN+1問題とかキャッシュの利用とかが精一杯だしそれ以上のことは本にもあんまり書いていない。
例えばループ処理は時間がかかるとか実務を行っている人からしたら当たり前なのかもしれないが完全に独学の自分からしたら全く知らない
現在販売されている技術本は入門者向けがほとんどだし中級者向けの本は売れないから販売されないみたいな感じ
未経験でつけれる技術には限界があると思うし、それを理解できていないのか未経験募集で結構高いレベルを要求している会社があるんじゃないかと思った。(単なる自分の勉強不足かもしれないが)
だけどこういった会社の良いところは自分の作ったポートフォリオをしっかり見てくれるというところだった。
会社によっては面接官が人事の方だとポートフォリオを全く見てくれなかったりするがこういった会社は面接がエンジニアの方だったりして自分の成果物を見てくれるので落とされても実力不足だったんだと思えてよかった。
未経験で得られる技術に限界がある理由
自分はプログラミングのプの字もわからないような完全にIT関連に関して未経験の状態からプログラマを目指した。
勉強する手段は本とudemyくらい、あとはネットの記事をみて勉強するような感じだった。
しかし本でもudemyでも売られているのは基本的に入門者向け
本の中で行うのはだいたい簡単なSNSを作るとかタスク管理とかそんな感じで発展的なことを書いてある本というのは少ない。
だからどういう状況になるのかというと
「何がわからないのかわからない」
ということ。
入門者向けの本をある程度理解した程度だと全然通用しないんだろうけど一体どんな知識が足らないのか、どうしたらもっと成長できるのかわからない。
中級者むけの本がない以上なかなかどうしたらいいかわからず技術力をあげれない
こういった理由で実務未経験者が技術力で面接で勝負するのは難しいんじゃないかと思います。
就職に成功する人
Twitterでちょくちょく何社から内定もらっただとか言っている人がいてその人のプロフィールを見に行ったら営業出身だったりした。
もちろんその人もたくさん努力して技術力を磨いたんだろうし
その技術力、努力が認められて内定をもらえたのかもしれないが
一社だけでなく何社からも内定をもらえたのは営業で培ったコミュ力があったからなんじゃないかと思った。
決してその人が技術がないがたくさん内定もらえていたと言いたいわけではないがその人のgithubをみても
確かにきれいにかけてると思うけど特別めちゃくちゃすごい技術を持っているとも感じられなかったし
たぶん何社からも内定をもらえたのはトーク力がでかいんじゃないかと思った。
もしこのトーク力、コミュ力がないなら技術力で勝負していかなきゃいけない。
だが未経験であればおそらく結構厳しいので
未経験募集での就活を成功させたいならトークスキルがあるとかなり良いんじゃないかと思いました。
ちなみに
paizaでは推定年収400万とか出てきたけど実際は月給20万…
まあ働けるだけいいんだけどさ
スキルチェック正直微妙過ぎるんじゃないかと思いました。
いまならpaizaは春の何チャラキャンペーンみたいなのやってて内定すると3万もらえます。
ちなみに応募するときに備考欄になんか書かなきゃいけないようで自分はもらえませんでした
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